音楽を身近に 青木タイセイ その日色々

トロンボーン 鍵盤ハモニカ奏者 青木タイセイのブログ

伸びしろがある、ということ。

今夜はなんだか、睡魔がやってこないようで。こうして、新規ブログよろしく、連発している次第です。カフェインに敏感な体質のせいか?コーヒーゼリーぐらいなのに。。。

 

去年の春だったでしょうか、大阪靭公園近くのライブハウス「ショヴィシュヴァ」でのライブに、ありがたいことに高校時代の吹奏楽部の同期、後輩が大挙してきてくれました。中には、わたしの演奏を何度も聴きに来てくれた同期、後輩もいるのですが、高校卒業以来この日始めてわたしのトロンボーンを聴くことになった方も。

その方のライブ終わって開口1番の感想が、今でも忘れられないです。

 

「青木くん、ちゃんと音が出てよかったわぁ、安心したわぁ〜」

 

ま、大阪特有の落として笑ってナンボ的なところもあるのですが、まんざらでもないとも。

 

わたしは高校に入って誘われるまま吹奏楽部に入部し、初めてトロンボーンに出会ったわけですが、中学生からの楽器経験者が多かったという事実を差し引いたとしても、合奏時、トロンボーンが音を出すセクションに来ると必ず演奏がストップするというくらい、みんなの足を引っ張ってたわけです。

その当時の後輩の中には、どの楽器をやってもスマートに演奏してしまう才能豊かな後輩もいて、その方は、誰もが知っているアニメソングを歌っている有名な歌手として今も活躍されています。

それにひきかえ、下線2本のFの音も危なげな、天才、神童とは大きくかけ離れた、要するに「かなり下手」なトロンボーンであったということです。

その頃の屈辱を出す晴らすべく今まで続けてきたと言っても過言ではない。かも。

 

という話をとあるラジオ局で話したら、ナヴィゲーターの方が

「それは、伸びしろがたくさんあるってことですよね。今、上手じゃなくてもまだまだ分からないってことですよねー!」

さすが、ラジオの方はうまくまとめはるなぁとは思ったものの、伸びしろがあるってことは悪くはないかも。

正直なところ、今でも、わたしはテクニカル派ではないと思うのです。すごい高い音が出るわけでも無く、超高速吹ができるわけでもない、しかるに、まだまだ練習して伸びる余地、すなわち伸びしろが残ってる、って思いたいなぁ。

たしかに、ここ数年で一音ぐらい音域が広がったかも?