新宿ピットイン等に出演するようになると、日本のレジェンドを間近に聴くあるいは、共演する機会も。偉大な音楽家を大編成のセットではあるのですが、観客としてではなく同じステージでで聴くのとでは当然、全く違うのであります。
ま、大人数のバンドの一員としての共演であって、ソリストとして共演したわけではないので、ある意味「観客」に近いともいえますが。。それでも、私にとっては大変大きな財産であります。
そして、日本にとどまらず、各地で生の音楽に接する機会が。
ジャズフェスや、全米、ヨーロッパにツアーに頻繁に出ていたバンド(オルケスタデラルス)に在籍していた頃は、日本ではあまり聴くことができないであろう音楽家を比較的優しい料金で聴くことができたのであります。もちろん、その頃は、本家本元のラテン系レジェンドを間近で聴ける機会も多々。
財産ですよこれは。
その時期に自分の足で出向いたライブで特に記憶に深く残ってるのは。
パリ郊外の古い大きな教会で聴いたヤン・ガルバレクとヒリヤードアンサンブル(サックス一本と4人の男性賛美歌的ハーモニー)
それに、ブルーノートNYで聴いた、ジョンスコフィールド、スティーブスワロウ、ドラムスは?とゲイトウェイトリオ(ジョン アバークロンビー、デイブ ホランド、ジャックディジョネット)って言う凄い対バン。ゲイトウェイトリオの素晴らしい演奏は今でも忘れられないです。スタンディングオベーションで鳴り止まぬ拍手。
参考音源 その時の演奏ではありません。 https://youtu.be/CQF9bJE800s
ジャズフェスで何度か聴く機会があった、天からの声のような、ウェインショーター。
これも参考音源 https://youtu.be/k-x2UKy-9Q0
新宿ピットインで聴いた、ポールモチアントリオ(w/ジョーロバーノ、ビルフリーゼル)
かなりマニアックな感じなのに、すごく明るくて聴いてるとニンマリしてしまう。
レコードやCDではなく、生の偉大な演奏を沢山聴けたのであります。