音楽を身近に 青木タイセイ その日色々

トロンボーン 鍵盤ハモニカ奏者 青木タイセイのブログ

充実したリハーサル3件

昨日は、一週間後に控えた、私の作品を演奏するピットインのライブのリハーサル。
こうして、私の音楽に賛同してくれる素晴らしい音楽家とともに音楽を創造する===なんて贅沢な時間!自分の音楽をリハーサルする機会をなかなかつくらなかったという状況に甘んじてきた自分の怠惰に改めて反省を隠せない、ありがたい今の私の環境を実感したのでした。
そして、リハーサルを通じて自分の音楽に、少し離れて向き合った印象。それは、私のやろうとしてることは思想、主義、形式、手法を伝えるためでは無いことを確信した。当たり前の事だけど。。。私に思想はあるのか?恥ずかしながらそんな大した大義名分は無い。
「タイセイの音楽はどんなのやってるの?」と以前は良く聞かれる機会が有った。(ちなみに最近は少ない)その時の私の答えは、答えになっていないことがほとんど。自分の意図を言葉に変換する能力に欠けていることもその要因であるにはちがいないのだが。。

三者の意見は的確である。

私のアルバムがリリースされた頃、偉大な詩人、谷川俊太郎さんに一言頂きました。

「妖精たちのおしゃべりが聞こえるよ」

そして、偉大な音楽家谷川賢作さんからも次のようなコメントを頂きました。

「溢れ出る楽想。ロマンチストタイセイが綴る夢の1日」

そして、グラマラスレーベルの主催者、われらが芳垣安洋さんからは

「(中略)---優しく不思議な音世界」

お三方のお言葉のキーワードは

妖精、ロマンチスト、夢、優しい、不思議

いずれも実生活からかけ離れた世界。
自分解釈だと、厳冬のサッポロの植物園の温室に行ってみるような行為と私のライブに足を運んでいただくことと似ていると言うことか?ただ、私の音楽はトロピカルな派手で大きな花では無い。厳冬の温室に生えた、温帯の野草かなぁ。でも、いろんな策略をもって、花粉を雌しべに届けるための、色恋、生殖の象徴であるみんなが好きな「花」は小さくて地味でも重要である。

  • 5/29(月)新宿ピットイン

19:30open 20:00start \3000w/1drink
【MEMBERS】
青木タイセイ(tb bass pianica etc.、)
芳垣安洋(ds perc etc...)、
☆鈴木徹大(gt)
高良久美子(vib perc etc...)

新宿ピットイン
http://www.pit-inn.com/index.html
TEL:03-3354-2024
2-12-4 ACCORD BLDG. B1 Shinjuku shinjuku-ku Tokyo JAPAN 〒160-0022

  • そして今日のリハーサル2件

鳴瀬喜博さんの新曲のリハーサル。
先ほども名前が上がった谷川賢作さんとのリハーサル。
いずれも、大変、充実したとても素晴らしい時間を共有することができました。