音楽を身近に 青木タイセイ その日色々

トロンボーン 鍵盤ハモニカ奏者 青木タイセイのブログ

新進のピアニカ奏者

熱帯jazz楽団ソリストコンテストでみごとグランプリを獲得したピアニカ奏者、藤原知之くんの音源が送られてきた。
ピアニカとは思えない重厚なアコーディオンのようなサウンド
彼は、ピアニカをストラップにかけ、クラリネットを吹くような指のポジション、つまり、左手は通常と反対の方向から鍵盤を押さえることにより、ピアニカを置くこと無く、両手で弾くことができるのである。
ピアニカとは思えない豊かな表現力。
あのハーモニカ奏者トゥ−ツシールマンスの前でブールーゼットを披露し大絶賛されたという兵(つわもの)である。
その表現力はハーモニカのような、自由自在なベンディング(音程を上下させる:鍵盤楽器であるピアニカは本来、ベンディングは不可能)に特筆される、ピアニカの低音域を中心とし、高域を多用しないフレージングによるものである。
彼の名前は藤原知之。
すでに大阪では活躍されているらしい。
全音楽界から注目されるのは時間の問題かと思われる。