音楽を身近に 青木タイセイ その日色々

トロンボーン 鍵盤ハモニカ奏者 青木タイセイのブログ

交通事情から見た欧州紀行感想 その1 犬

3月の後半から4月の頭にかけて、大友良英さんひきいるootomo yoshihide new jazz orchestraのフランス、デンマーク、オランダ、ドイツ、オーストリアクロアチアで7公演のツアーにいってきました。
すばらしく、有意義であったこのツアーから帰国して1週間ちかくたってしった。なにか書こう書こうと思いつつ、ツアーと日常生活の格差に愕然としつつ時間がたってしまった次第であります。
ま、それぐらい、ツアーは快適であったわけですが、音楽的なことを含め詳しいことは、御本人の日記http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/がもっとも雄弁に語っているのでぜひ、御覧になってみて下さい。

で、わたしはなにを書こうと。。。とにかく旅行が好きなわたくしにとってこのうえなく幸せなひとときであったうえに、音楽が最高ときて、ほんとうによかった。感謝。

旅行好きといっても観光好きでは無いのです。名所旧跡よりも、人が生活している異国の空気を感じるのがいいなぁ。とくに権力を誇示した建造物はここ最近、とくに苦手であります。

ただ、住宅地や商店街を歩くだけで、あーなるほど、こんなところが自分の生活している所とはちがうんだー、と些細な相違点を発見するのが喜び。それは、けっして欧州史上主義ではなく、ただ相違の認識、というだけなんですが。

とくに今回は交通事情、所かわればこんなにちがうのかと。。。

イヌの散歩について

総じてイヌがでかい。
種類がわたしにはわからない。しかも多種多様である。雑種なのかもしれないが洋犬の雑種は日本の巻き尾のそれとはかなり違っていた。かわい〜〜といえるイヌ率は多少低いような。。どちらかと言うと強面犬が多い。ミニチュアダックスシーズーはついに一度も見なかった。いないことは無いと思うけど。

表題にある交通事情とは離れてしまったが、ここで戻すと、
多くのイヌがノーリードで散歩している。とくにデンマークのオーハス。
イヌを繋がないで散歩するなど日本では大ひんしゅく
飼い主の横にぴったりとくっついて離れずに歩いている訳では無く、勝手に先に走ったり後になったり。。。自由に散歩している。しかし、明らかに飼い主とともにと散歩しているのです。ほんのわずかな飼い主の命令を決して聞き逃さない。
交差点を渡る時、信号を飼い主とともにまもる。呼べば必ず戻る。
確かに道路事情も違う。
クルマの往来がある程度ある道には必ず歩道が。それに、路上駐車された大量のクルマがガードレールのかわりにもなっているともいえる。クルマが肩をかすめるようなところを避ける選択肢は沢山あるようです。

ONJOのliveも各音楽家がある意味なににも繋がれていないともいえます。自由。あたりまえですがメンバーはイヌではないのです(私のmixiのtop写真はイヌですが)命令はされません。指事が多少あるくらいで。
自由です。なにも決められていないところからスタートするのだから。
しかし、おしのけたり、さえぎったり、おどかしたり、邪魔したり、あさって、だったりは×。観客、メンバーを納得させる音でなければ。
社会的な自由とぴったり同じでした、ONJO