音楽を身近に 青木タイセイ その日色々

トロンボーン 鍵盤ハモニカ奏者 青木タイセイのブログ

3.11

楽しいことを書いているわけではないので、スルーしていただいて結構ですよ。
自分の気持ちのメモみたいな。だったら公開するなということになりますが。。
ブログってそういう場所であってもいいですよね。

明日は、3.11
忘れもしないあの日です。ちょうど、このFacebookの登録作業をしている最中にあの揺れ。その後、わたしは、あろうことに、特に情報収集もせずに、ライブ会場に向けてクルマを走らせてしまいました。
停電で、機能していない交通信号等、事態の大きさを徐々に認識。そして、ライブ会場に程なく到着し、テレビの画像で見た東北の惨状。数ヶ月後、実際に現地で目の当たりにした気仙沼の惨状。
みなさんの記憶にもきっと強く焼きついているはずです。

そして、その後の被災地ではないところでは
数週間にわたって長蛇の列のガソリンスタンド。
買えない乾電池。
ネット上、メディア上に横行する危機なのか平穏なのか真偽疑わしい情報。
あれは食べられません、これは食べられますと言った講演。
大規模なデモ行進、計画停電など。。。
もう、わたしの耳には届かなくなってしまったは、わたしのアンテナの感度が悪いから?

もう、全て大丈夫になってしまったかのような昨今の日常。
いや、昨今でなくともあの直後ですら危機と平穏が同時に存在しているようななんとも言えない世の中。

最高水準の安全対策が施されているはずの施設に想定外という言葉が使われてしまうのですよね。
異常にリアルな戦争ゲームの宣伝にある種の恐怖を感じたり。
ガソリンスタンドに長蛇の列ができるように、多くの人が一瞬で右にならえと同じ方向を向いてしまうのかと危惧したり。

と、こんな風に思うことは3.11の前には無かった事かもしれません。
危機と平穏が同時に存在するように全く逆の考え方の存在も明確になった気もします。
大きく物事に対する考え方を変えさせらた3.11でした。